2016年12月30日金曜日

3年と半年前を思い出して

毎日まいにち、「なんて不出来な母親だろう」と思う。

もともと自信を持つとかそう言う心理状況とは縁遠い私だけど、

「他のお母さんはもっとしっかりしているものでは」

といつも思う。

例えば料理ももっといろいろなバリエーションで上手に作れるだろうし、

洗濯やアイロンがけもピシッとできて

お掃除も隅々まで行き届いて

子供にはいつも笑顔で

自分のことなんか二の次…のように見えて髪もメイクも服も靴もキチンとしていて

日々の出費も節約していて

近所の人やママ友ネットワークも濃い…

こう言うことを考えると身動きできなくなるから考えないようにしているけど。

でもまずもって母親になると決まったとき、

つまり妊娠がわかったとき、そして妊娠中通してずっと思っていたのは

「我が子を愛せるのか?」ということだった。

これは不安と素朴な疑問の間のような感情で、特に妊娠初期から中期にかけてずっとずっと心配していた。

だって、自分の子供とはいえまだ一度もあったことがない人だし、
出てきてヤッホー今日からよろしくと言われても私人見知りだし、
自分から出てきたとはいえ他人だし、万が一めちゃくちゃブサイクでも可愛いと思えるのかなとか、
こういうことを本気で心配していて、
母子手帳に「今の気持ち」を書く欄があったので「愛せるのか不安」と書いたら
妊婦健診のときに看護師に本気で心配されて
「うちの病院でもカウンセリングとかやってるから受けて見たら?」と言われてしまった。

カウンセリング?一度も受けたことがないからわからないけど

誰かに話を聞いてもらったらこの疑問と不安の合いの子が消えていったのだろうか。いまだに謎だ。

そして他の母親たちはそういうことを考えないのだろうか?

妊娠決まった瞬間に喜び、子どもの誕生を首を長くしながら笑顔で待つのだろうか。

みんながそういうわけじゃない、絶対そんなことない。

子どもって可愛いだけじゃない。そんなの産む前から、妊娠する前からわかる。

自分の人格を24時間通して問われるようなものだし、その結果が子どもの成長としてありありと具体物で示される。

そんなのちょっと怖いじゃないか。自信がない私には絶対無理だ、自分のことで精一杯なのにこの上誰かのことを気にかけるなんてキャパオーバーだ。

みんなはこの感情をどう処理するのだろう?


と、ずっとそう思っていたのだけど。

生まれて見たら意外と大丈夫だった。ちゃんと可愛いし、完璧じゃないけど一応いままで健康に育てられている。

最初に書いたように私ちゃんとしてないなぁと思うことも多いけど、致命傷ではないし、なんか拍子抜けするぐらいに大丈夫だった。

我ながらすごく不思議で、妊娠中に私もまた生まれ変わったのでは?と勘ぐっていたのだけどさっきこういう記事を見つけた。やっぱり実際に別人になっていたのだ!!!

妊娠は脳構造を変化させて我が子への愛情を深める(論文紹介)




詳しいことはわからないけど、とにかく脳みそが物質的に変わるから感じ方も変わると。

なーんだ、うまくできてるのね体って。つまり産んだ女と産んでない女は全然別物ってことだ。

なーるほどね。

ついでに家事と人付き合いも完璧にできるように脳みそ変えてくれたらよかったのに。

朝から納得してしまった年末です。

2016年12月26日月曜日

美味しい出汁の取り方

きのう、久々にちゃんと出汁をとってみたらやはりお味噌汁が美味しい。

出汁をとるのってまあ少し面倒で

水出しの煮干出汁を試してみたり

さらに手を抜いて顆粒出汁にしてみたりと試してみたけど

ふつうにちゃんととるのが一番満足感ある。



【手順メモ】

乾燥昆布5g
水1リットル

中火にかけて80度に達したら

鰹節15gを入れて火を止める

1分たったらこす。

鰹節と昆布を鍋に戻して熱湯500ml注ぐ

5分たったらこす。

以上がうちの出汁の取り方。







オーブン料理の本を探していて、

例によってAmazonでいろいろとみていたら、

とある本に

「オレガノだのクレイジーソルトだの、一般的な家庭には揃っていない調味料をたくさん使っていて、実用性が薄い。企画自体はいいので、もっとふつうの調味料を使ったレシピを載せてほしい」

というようなレビューが付けられていた。

…しかしそれって和食の料理本を外人がレビューして

「出汁をとったり、醤油やみりんを調味料として使っていて不便だ。マヨネーズやケチャップでできる和食をのせてほしい」

と書くのと同じくらいおかしいことなの、気付いてないのかな。



ヨーロッパで胡椒が重宝されのって、肉をずっと保存しておいて、

だんだん腐ってきて臭くなった肉の臭い消しにぴったりだったからだし。



そもそもオーブンって表面を焦がさないように中まで火を通すための道具で、

鍋で味を含ませるように煮込んだり、熱いフライパンに垂らして香りをつけたりする

醤油なんかとはそもそも相性があまり良くない。



高温の窯の中でじっくりと火を通すから

ハーブの香りもしっかりとたきしめられて、

美味しい大皿料理ができる。

お互いにいいところを引き立てあう組み合わせだからハーブが使われているのに

なんだか見当違いな苦情だなと思ってしまった。



こういう筋違いな主張をしている人が意外とたくさんいる。

Amazonのレビュー欄以外にも。

便利な世の中だから、なんでも自分の思う通りになるような気がするけど、

面倒だ、と言って省略したり外注したり代用したりすると上手くいかないことがたくさんある。

物事には適切な 筋目 と 手順 と 表現 がある。

履き違えたくないし、周りに合わせた要らぬ我慢もしたくない。



情報は大事だけど、きちんとすじみちを見極められるように意識しておきたい。

以上です。

2016年12月16日金曜日

狸寝入りとは

結婚して3年くらい経ちますが、

毎日一緒に暮らしているとごまかしが効きません。

多岐にわたってそうなんですが、

例えば相手が寝ているかどうかは違う部屋にいてもわかります。

寝息や気配で。

あれ、これ普通のことですかね?

ちなみに実家にいた時は両親が寝ているかどうかなんて分かりませんでした。

興味がなかったのでしょう笑

まぁとにかく狸寝入りなんてものは親しくない人にしか通じない。

…でも親しくないのに寝ているところを見られるなんてどんな間柄なのかなぁ。

とにかく暮らしているだけでついた嘘はバレるなと、思います。

私は誰にも嘘つけませんが…不器用すぎて。

お世辞すら下手です。

はい、以上です。

ベージュのパンプスにあうタイツ

ベージュのパンプスを愛用しているのですが、

あうタイツがわからずパンツばかり合わせています。

で、ちょっと考えた結果、

1 ストッキング
2 白
3 ベージュ
4 グレー

あたりかなと。

厚手ではなくて、40〜60デニールぐらいの。

濃い色を持ってくると足元でいきなり色が切り替わってしまい

ベージュのパンプスが持つ良さ

(シックで大人っぽい)

をあらかた消してしまうので、

やはり馴染ませる方向が正解かもです。

私が持っているスカートは膝下ばかりなので、

見える面積もそこまで多くなく、

薄い色でもあんまり恥ずかしくない、はず。

タイツ買って来て試します。

2016年12月14日水曜日

コンプレックス産業

カツラ・増毛

美容整形

英語





これをやれば安心!っていうのはウソ。

頭使わないとお金だけ取られる。

え、たかーい。

と思う感覚大事にしないと。

これぐらい普通ですよーってウソでしょ。

大抵感覚があってる。

娘の塾選びにて感じたこと。

以上です。

2016年12月13日火曜日

好きなもの

一度好きになった本や絵っていうのは

けっこうずっと好きで、

しばらくの間忘れていても、もう一度見るとやっぱり好きって思う。








小学生、中学生ころにはまった小野不由美の十二国記、

挿絵は山田章博。

文も絵もどっちも大好きで、いまも宝物(実家にある)

たまたま目にしたので思い出した。




服や家具に比べて、本や絵は同じものをずっと好きでいられる。

なんでだろ?実用を離れてるから?頭の中のことだから?



以上です。

誰かが作ったごはんが食べたい

もちもちとした皮にしゃきしゃきの野菜

さわやかな酸味とじわりとした辛味

うむ、生春巻きかくあるべし





いつもは三食とも自分の作ったものをたべているのだけど

(といっても昼は納豆ご飯とかそういうものだけ)

たまに無性に 誰かが作ったごはん を食べたくなる。

パスタとかそういうんじゃなくて、

できれば定食っぽいもの。

つまり、私がいつも家族に作ってあげているようなもの。

たぶんだけど、私の中の甘えが顔を出すときに

そういうものを食べたくなる。

家族や友達とごはんを食べに行くとなると、

やはり少し小洒落たものになってしまうのでちょっと違う。

あと気を使うので、甘えたい欲求が満たされない笑




そういうわけで、甘えたくなった日はお昼にお弁当を買うことにしている。

お昼時になると、近所にお弁当を売るワゴンが何台かとまる。

車から車にめぐりながらこれというものを探すのだけど、

今日はカリブ料理、パスタ、アジアンフードの3択だった。

カリブ料理はお肉がてんこ盛り、

パスタとかそういうのじゃなくて、

よしここはアジアにしよう。

ということでナシゴレンと生春巻き、マカロニサラダ、りんごのコンポートの入ったお弁当に決定して

さっきもぐもぐ食べました。



ナシゴレンを初めて食べたのは、小学生のとき親に連れて行かれたバリ島にて。

田舎に住んでいて外食もほとんどナシ

(お店がないからというのもあったけど、おばあちゃんが毎日きちんと作ってくれていたから)

という家庭で育ったので

(うわ〜こんな美味しいチャーハンあるんだ〜)

と衝撃を受けました。

うちに帰って再現しようとしてソースだのケチャップだのいろいろ入れて

飯を焼いてみたけど全然違った笑




まあでも今日のお弁当のMVPは生春巻き。

素材の味!という感じ。美味しかった。




そんなこと思いながら誰かが作ったお弁当を食べました。

おしまい。

2016年12月9日金曜日

中学生のとき買ってもらったもの

小中学生のとき愛読していた雑誌がNICOLA(ニコラ)。

今はかなりポップな路線になってしまったけど、

当時はけっこう落ち着いた大人っぽいファッションを提案していて大好きだった。

一番好きなモデルさんは今や女優の栗山千明で、

彼女が森の中でグレーのタートルネックにくすんだピンクのスカートをはいていた

巻頭特集に衝撃を受けたりして。



で、雑誌のせいか性格か環境か

私はけっこう値段の高いモノを欲しがる傾向にあって、

ティーンズブランドなんて今ほど多くなかったから、

地元の百貨店に連れて行ってもらって、

どうにかサイズの合う服を探して買ってもらっていた。



とてももったいないことにほぼ全て捨ててしまったのだけど、

今も手元にあるヴィヴィアンウエストウッドのウールワイドパンツ。

今はいてもシルエット抜群。濃紺のチョークストライプで使い回しもよい。

ずっと実家に置いてあって、この間たまたま見つけたのでサルベージしてきました。

虫食いあるけど気にしない。そのうち繕う。

サイズギリギリで少しでも太ったらもう履けないという危機感もよい笑




大好きだった深い赤のダッフルもすーーーごく可愛かったしプレーンなデザインだったから今も着れると思うのにー捨てちゃったーあーー

あの頃の私と会えるなら、残す服を指定して、一緒に買い物に行って靴を3足くらい買ってあげたい。

クラシックなスニーカー、プレーンなローファー、フラットパンプスかな!

あとパンツの裾まわりについてと、3色ルールと、髪型についても二言三言申し上げたい!

いやむしろ一緒に美容院行ってあげたい!

あとあと、自尊心についても忠告したい!!聞いてくれなそうだけど。




1本の古いパンツを前にして色々思い出してしまったのでした。

おしまい。

ピンクゴールドの変色

購入を検討している腕時計にピンクゴールドが使われているのですが、変色しやすいというイメージがあったのでメーカーに問い合わせました。


2)ピンクゴールドめっきについて
経年変化に伴って、ピンクゴールドの色が濃くなることがあります。
変色した場合は、プラスチック消しゴムで軽く擦ってください。
なお、傷によりめっきが剥げることがあります。
お手数ではございますが、お取り扱いにはご注意いただければ幸いです。

ほうほう。
プラスチック消しゴムで落ちるってことは汚れがつきやすいってことなのかな?
というかめっきが剥がれるのが一番嫌かも。かといって無垢は高い。


気になったので組成も調べました。


ピンクゴールド
K18 の金750‰、残りの割り金の80 %銅の合金を一般的に、ピンクゴールドと称している。パラジウムを加えることがある。万年筆の装飾などにおいて、他の色とは異なる高級感を演出する際に利用される。色合いは銀に近く、わずかに銅のような赤みを有する。(wikipediaより)


750‰って75%という表記ではいけないのかな。
つまり金75%、銅20%、他の何か5%ということ?
算数苦手すぎてあっているか確証なし。


他のページでは


地金:k18PG=Au18karat pink colored gold(18金ピンクゴールド)Au750%+Ag100%+Cu150%=k18PG k18はAu75%をベースに残り25%の金属の種類・量により色味が変化し、様々なカラーゴールドを作ることが出来ます。ピンクゴールドは赤味が強く出る銅をシルバーより少し多めの比率で合金することで生まれるカラーゴールドです。(http://r23atelier88.jp/main/index.php/sozainituite/)




とりあえず金以外の金属を割り金(わりがね)というのね。ふむふむ。
ピンクゴールドにはこれ以外にもパラジウムも混ぜたりするみたい。
パラジウムってなんだ!



パラジウムは金(ゴールド)や白金(プラチナ)と同じ貴金属で、元素記号はPd。 
プラチナと同じ白金族元素の一つです。 
柔らかい銀白色の金属で、合金として使用されます 
自己の体積の935倍もの水素を吸収する為、水素化の触媒や水素精製などの水素吸蔵合金として利用されています。 
また、融点が1,554度と低く加工性に優れており、他金属との合金も用意なことから自動車用触媒や装飾品合金、歯科用合金など幅広く利用されています。


パラジウムは有能な金属です。
割金にすることで、色の調節をしたり、錆びにくくさせたりとメリットも多いです。
パラジウム自体も白くて美しい金属で、プラチナより安価な為、宝飾業界では近年力を入れております。(http://apre-with.co.jp/blog/2016/05/26/パラジウムについて知っておきたいこと5項目/)

へ〜便利だねパラジウム。
色調節をして(銅由来の赤をピンクに)
硬度調節して加工しやすくしているってこと?

でも気になる記述。


パラジウムは有能な貴金属として人気がありますが、金属アレルギーの観点から見ると注意が必要です。
金属アレルギーは、汗や体液に溶けてイオン化した金属が人体の中のたんぱく質と結合し、アレルギー物質となって異常な免疫反応が起きることで発症します。
実際に、リンパ球幼若化テストという金属アレルギー検査では、約半数もの人がパラジウムに陽性反応を示してしまいます。(http://apre-with.co.jp/blog/2016/05/26/パラジウムについて知っておきたいこと5項目/)

ふ〜ん。今のところ金属アレルギーはないけどパラジウムアレルギーがあるかは謎。


とりあえず純金だったら変色しない、
次に銀、次に銅が錆びにくいっていうのはさすがの私でもわかる。
割り金が多ければ多いほど変色しやすいってことかな?

カラーゴールドの中ではピンクゴールドが一番銅の割合が多いみたいだし、
酸化による変色のリスクは一番高いんだろうなあ。
銅、銀、パラジウム以外に何を混ぜ込んでいるかはメーカーによって違うみたいだし。



小学生のころ、十円玉を酢で磨いてぴかぴかにするという実験をした覚えがあるけど、
それと同じ感覚で酢で磨いちゃだめなのかな?
何にせよめっきだから削っちゃうのだけは気をつけないと。


とりとめありませんが以上です。

2016年12月8日木曜日

ドラマの感想(逃げ恥と地味スゴ)

インスタにつぶやいた感想をまとめておきます。





逃げるは恥だが役に立つ


みくりと平匡


すぐに「あ、ダメだ」と思いこんで壁を作ってしまう平匡も、真っ直ぐにぶつかっていくみくりも愛しい。


誰しもが少しずつ平匡だったことがあり、みくりだったことがあるんじゃないだろうか。



居場所になるひと、居場所を探しているひと


なんて孤独と気遣いにあふれたドラマなのか。



誤解、偏見、マイノリティ、すれ違い、傷つきたくない心。




一人ひとりが寂しくて、分からない同士みんなが優しくし合っている。



居場所を探している私たちは仕事、恋愛、そして家庭で自分を見つけてもらうことを望んでいる。

みくりは誰のこともまっすぐにストンと受け止めるから、登場人物たちのハブになっていて、平匡にも風見にも好意を寄せられている。


みくりはすごく透明だ。


内定をもらえなかったのもその辺と関係ありそうだ。



自尊心はどこからくるのか


「自分しか見えていなくて、相手の気持ちを考えていなかった」という平匡のセリフで「あーこれ私のこと…」ってなりました。


私がいままでの恋愛で失敗したのは全部これ。


自分の自信のなさを相手に押し付けがち。




え、ということは私は平匡サイド?

最初の方で平匡とみくりが「ゆりちゃんに本当のことを話すかどうか?」という議論をしている時に平匡が「罪悪感を肩代わりさせてはいけない」と言っていたけれど、私なら速攻話してしまっていたと思います笑

マイノリティであること(高齢独身、異性経験ナシ、無職、シングルマザー、セクマイなど)がマジョリティになった現在、そこかしこで小さな分断が起きていて、多様性は孤独と隣り合わせで。

そうなった時に自分視点に閉じこもるか、自分とは違う相手を理解しようと踏み込むか。


優しさは理解とイコールではないし。


その一歩を踏み出したくても踏み出せないひとがきっとたくさんいるんだなと、逃げ恥と、その反響を見ていると思います。



いつ産むのか問題


みくりが市議会議員になろうかなーということでみくり、みくり母、やっさん、みくり義姉で育児問題について討論しているのですが。

そこでみくりは「高校生のうちに産んで学校で育てる」と言っていて、これはキャリア目指す女性にはすごくいいなと思うんです。


実際アメリカとかでは大学生のうちに産んじゃうっていうのが割と普通って聞くし(本当かはしらないけど)、社会人で子育てするより学生のうちに育てた方が体力的にも状況的にもぜったいに楽。


社会でたあとに出産育児が足かせにならなくて済む。

大学は留年してもいいんだし。

学内に託児施設入れるのもすごくいい。

二人目を社会人になってから産むとしても一人目を知ってるから気分的にも段取り的にも労力半分くらいだし。

若いうちに遊んでおく、ではなくて若いうちに産んでおく、が正解なんじゃないでしょうか。

その後離婚しても別にいいと思う。

仕事も婚姻関係も流動性高い方が息が詰まらない。

これもまた物事をフラットに曇りなく受け止められるみくりらしい提案だなーと思って首肯しきりでした。

一般的に受け入れられるか、制度が整えられるかは疑問ですが(ここが重要で、契約結婚しているみくりたちの課題でもあるのだけど)。

私は学生結婚、大いに賛成です。


【地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子】


宮木あや子原作なんですね。

学生のときにデビュー作の「花宵道中」を読んでなにこれやばい面白いってなって友だちに勧めまくったら「これポルノ小説じゃない…?」と引かれまくった思い出が蘇りました。

その後作風変わったのでしょうか。映画は観ていなかったけれど、何か他の作品読んでみようかな。


男性ヒロインとは


幸人は観葉植物、平匡はペット、貝塚はうるさいという印象でした。

風見さんはカッコいい。顔も言動も。

平匡や幸人みたいな男キャラ、なんていうのかなーと関連記事を読んだら「男性ヒロイン」というらしいですね。ほほう…


さいきんの20代前後の男子はけっこう一般的にこういう感じなのでしょうか?

たしかアオハライドでも洸が双葉のことを「ヒーローだ」と言っていました。

ちょっかいを出したり出されたりするけど、関係を進める主導権を握らない人物を
「ヒロイン」というのか。

ふむ。

じゃあヒロインになりたい女の子はこれから大変ですね。需要がなくて。



仕事を頑張るために恋愛は邪魔なもの


みくりも悦子も仕事は仕事、恋愛は恋愛と分けようとしているのがえらいなあと。

恋愛したら仕事がダメになるという考え方で、

恋も仕事も、っていうメッセージはもはや過去のものなんですね。

恋人や家族がいるからもっと頑張れるという側面はほぼなくて、

自分のためにだけ頑張っているというか、良くも悪くもドライな印象でした。

今の子たちはそうなのかあ。

私はどろっとした昭和の女なので、

依存したりされたり、これじゃダメだって思って距離をとってみたり、

仕事の後に会いに行って朝まで一緒にいてそこから出社とか

したらいいのにって思ってしまう。

そういうのはきっとダサいし、仕事を頑張っていないということになるのでしょうね。

こうやって世代間ギャップが出来ていくんだなあとわかったので勉強になりました笑







年末には重版出来!もみてみようと思います。
以上、お粗末さまでした。


2016年12月7日水曜日

世界三大銘木、特にマホガニー

マホガニー・チーク・ウォールナット
これは家具・内装における分類。



三大唐木(東アジアの有用材)
紫檀・黒檀・鉄刀木(たがやさん)



楽器における三大銘木
ローズウッド・メープル・マホガニー


マホガニーの分類
キューバン・マホガニー(最も高価で希少。幻の木材)
オオバ・マホガニー(現在は主にこれ。ほぼ盗伐)
アフリカン・マホガニー(代用材、実はマホガニーではない)



マホガニーは家具も楽器も美しいです。
木目が揃っていて、なんとも言えない深い赤色。触り心地もシルクのよう。

しかし家具の場合は重厚でクラシックな印象になるので、
一般的な現代日本家庭にはあまりなじまず、
家具メーカーでもリリースしているところはほとんどないですね。
タモやウォールナット、オーク、ブナ、カバばかりで。
チークは少し田舎っぽい、野暮ったい雰囲気になると個人的には思います。



以上、メモでした。

レザーリュック

昨日恵比寿駅のエレベーターを登っていたら、

前に立っていた男性がアニアリのバックパックを背負っていました。

これ


ちらっとみてアニアリっぽいなと思い、

サイトで確認したらありました。

シンプルで小ぶり。アニアリらしい柔らかい革の質感。使い勝手も良さげです。

ほしいなあ。

59400円(税込み)。

2016年12月6日火曜日

最近買ったもの

シルクのパジャマ(全額ポイントで)

アラン柄のニット(中古をメルカリの売り上げで)

ゴールドのリング(ファミセで)

ジョンストンズのストール(ポイントとメルカリの売り上げで)

ふとんみたいなコート(中古で)

フェアアイル柄のニット(中古をポイントで)

シルクシャツ(中古)

ウールスラックス(中古)





…自分の着るものなんて中古で十分です。




メルカリ出品しなきゃいけないものが溜まってます…。

2016年12月5日月曜日

『人望が集まる人の考え方』を読みました

保育士たちのマネジメント能力

先日の土曜日は娘の保育園で生活発表会なるものがありました。

娘のクラスは劇ごっこで、
途中でお母さんのところへ行ってしまう子や、ただ立っているだけの子、全部しっかりできる子など様々でしたが
とりあえず皆「今は練習してきた劇を見せる場なんだ」という認識はしていて、
先生たちに促されながら、全体を流せていました。

それはほかの学年も一緒で、0歳さんですら音楽に合わせて手拍子を披露。
これってすごいことだなって思って。
子どもたちももちろん頑張ったのでしょうが、先生たちが。

一人ひとり個性はもちろん、同じ学年でも発達段階にムラがあるなかで
みんなで同じ歌や劇をやろう!って目的を与えて、練習して、励まして、失敗やいやいやがあっても、寄り添って肯定して、ずっと笑顔。

このスタンスでいけばどんなチームでもまとめられるのでは?
と彼女たちのマネジメント能力に感嘆しきりでした。


ちょうど読んでいた本

そこで、タイトルの『人望が集まる人の考え方』(レス・ギブソン著/弓場 隆訳)という本。
アメリカで1956年に出版された本で、今年夏に初めて邦訳されたそう。

私は対人関係に全く自信がなく、大学に進学して一人暮らしを始めるときに
「このままの私でいったら一人っきりで部屋で死ぬかも」と大真面目に心配をして
お笑いのDVDを見たり(関西圏の大学だったので)、話し方のハウツー本を読んだり、笑顔の練習をしました。
書いてみるとばかばかしいですが、必死だったので。

で、なんとか大学に通い、友達もできつつ、就職もして。
その後結婚、出産、今に至ります。

来春から娘は幼稚園、つまり私は園ママ、園ママといえばママ友。
ママ友のコミュニティ=子どものコミュニティ!!!

ここ2、3年は毎日夫と娘に甘やかされながら過ごしてきた私ですが、
再び対人能力が問われるときがやってきたなと。

しかも今度は私だけの問題ではなく、娘の園生活にも関わるので手は抜けません。

そんな風に思っていたところ、夫がこの本をぽろりと買ってきてその辺に置いていたので早速読みました。


自尊心、自己肯定感を満たしてあげることが全て

『人望が集まる人の考え方』のキモは「相手の自尊心を満たしてあげるための行動をとること」につきます。

つまり、前述の保育園の先生たちが子どもたちに向き合う姿勢そのもの。

褒め言葉をかける、相手をありのまま受け入れる、相手の長所を引き出す、自信と熱意をもって接する、小さな礼儀を忘れない、指示するときは感情的にならず冷静に、相手が必ずできると信じる、ポジティブな空気感、微笑みを忘れない、何気ない会話から始める、相手に質問して話させる、課題に当たるときは「◯◯ちゃんはどうしたらいいとおもう?」と知恵で参加させる…

列挙すればキリがありませんが、本当に子育てって人間力だなあ…と改めて実感させられました。


そして自分の自尊心も

なかでも私個人の課題だなと痛感したのは
「自信が全ての魅力の根源」という部分でした。

つまり微笑んで、褒め言葉をかけても、卑屈じゃどうしようもないんですよね…
当たり前だし、頭ではわかっているのですが、
どうしても「私なんか…」って思ってしまっていて、自信がないんです。

だから今までの恋愛や仕事を振り返っても
自分の劣等感ばかりを見つめて相手の気持ちをないがしろにしたり、
熱意を持って相手にプレゼンできなかったり、
変に周りに歩調を合わせて能力を発揮できなかったりと
そこが私の最大のネックになってきました。

あと先日娘が私立幼稚園に合格したのですが、私ときたら自尊心が低すぎて
「もしかして全員合格したんじゃない?不合格者いないんじゃない?」
とずっと言っていて夫に呆れられました。
実際は4倍程度だったときいてやっと落ち着きましたが。

小学生のころからずっとそうなので、
多分生まれつきの性格や幼児期になにかひっかかりがあったのでしょうが、
もう大人になってしまったので自分でどうにかするしかない。


低い自尊心を抱えてこれからどうする?

話を聞いたり、相手をほめたりするのは結構好きなので、ブラッシュアップしつつそのままのスタンスを継続するとして、
いきなり自信をもつことは不可能なので、とりあえず形から入ることにしました。

1)自信を持っている風を装おう
・姿勢良くすたすた歩く
 ・はっきり穏やかに話す
 ・自分の現状をポジティブにとらえる(文章にしてみるとけっこう効果的だった)
2)とりあえず常に微笑む
3)話した人はなるべく全員褒める(1日合計5回以上)
 ・できるだけ具体的に、行為について言及する
 ・娘はわりと常に褒めているのでカウントしない

夫には「これからもっと褒めるから私の自尊心のためにあなたももっと私を褒めてください」と伝えました。大真面目です。
夫も「わかった任せろ」と言ってくれて、こういうところが大好きです。あ、これ言えばよかったな。

…対人能力に不安のない人にとっては、なぜこんなことを?と思うかもしれませんが
この日記全編通して大真面目です。




とりあえず今日から頑張ってます。
低い自尊心を抱えながらもどうにか人生を乗り切ろう。

2016年12月3日土曜日

ブラジリアンワックスに行ってきた話をします

なので、女性のデリケートゾーン脱毛について知りたくない方は回れ右してください。























前日談

私はものすごく痛がりです。
出産の時も24時間麻酔医がいる病院を探しました。片道1時間以上かかる病院でしたが。
ちなみに熱いのも辛いのも無理で、けっこう恥ずかしがりでもあります。

なので、腕や脚のレーザー脱毛も毎回かなり憂鬱です。
ゴムでパチンと弾かれるような痛さというのがよく言われますが、
パチンとされた後も少しの間、まとわりつくようなねっとりとした熱みと痛みがあって。
個人的には照射されながら寝る人もいるなんて信じられないです…

なのでVIOのレーザー脱毛も、本当はしたいのだけど、
「部位のなかで一番痛い」なんて聞くと
「絶対無理…」と考えただけで青ざめていました。

そもそも人様にそんなところ見られるだけでかなり嫌なのに、
めちゃくちゃ痛かったらもうどこに救いを求めれば?
一回で綺麗になるわけでもないし、
事前に完璧なシェービングをしなきゃいけなくて、
しかも少しでも毛が残っていたら人様にシェービングされてしまう。
相手は仕事って分かってるけどさ、嫌なものは嫌だし、痛いものは痛い。



というわけでピュビケア(デリケートゾーンのケア)専門のブラジリアンワックスサロンに行ってきました。

メリット、選んだ理由は
1)レーザーよりは痛くない
2)やったその日に綺麗になる
3)1回の料金が安い
4)ピュビケア専門なら色々慣れてそうだし安心かも
ということ。

デメリット、注意点は、
1)ただ抜くだけなので次もまた生えてくる
2)綺麗な状態を保つために通い続ける必要がある
ってことです。



ここからレポ〜予約・来店〜

サロンに行く1ヶ月ぐらい前にネットで予約をしました。
準備しておくことはありますか?
と質問してみたら
「トリミングやシェービングなど何もせずそのままお越しください」とのこと。

え、むしろカットしてから行かせてください…と思ったけれど
作業に支障が出ては困る。
羞恥心を抑えて何もしないで1ヶ月過ごしました。

当日。
サロンを尋ねるとごく普通のマンションの1室らしく。
ピンポンして入室しました。

店内は本当に普通の狭いマンションをサロンに改装したといった趣でしたが
白基調のナチュラルな優しめインテリアで少し安心。
美容外科だと病院の手術室みたいな感じで落ち着きませんが、
やっぱり専門サロンにしてよかった…と早くも謎の安堵感を抱いていました。

健康美って感じのお姉さんが出迎えてくれて、
簡単な問診票に記入し(妊娠出産や、生理中のトラブル、VIO脱毛の経験の有無など)
その後少しヒアリング(Vゾーンのデザインについてとか、オールヌード、ハート、トライアングル、オーバル、ストライプなど色々ある)。

私と同時に他のお客様も1名入室していて、
その方はリピーターらしく即個室に消えていった。

〜個室へ〜


で、個室に入室。こちらも白基調で可愛い部屋。
姿見や櫛、アメニティも凝ってました。

お姉さんが退出したらお着替え。
上半身はそのままで、下半身は全ての衣類を脱いでタオルの腰巻を着用。
備え付けのウェットティッシュで拭いて、
なんだか可愛いマットのひかれたベッドに仰向けに寝ます。
ベッドがほんのりあったかくて少し緊張感もほぐれたり。

お姉さんが戻ってきてベッドがうぃーんと上昇。
真上にお星様みたいな可愛い照明がかけられていて
それを見て気を紛らわせました。(紛れないけど)

腰巻を上げられて、
「右膝を立てて外側に倒してくださいねー」
という感じで脚を開きます。

軽く何か(消毒だったかな…わすれた)を塗られたあと、
いよいよブラジリアンワックスを。Iゾーンからでした。

私は痛がりでもあり熱がりでもあるので、
温めてとろーりとしたワックスを塗られた瞬間
「あちっ!!!」ってなりました。心の中で。
まあでも我慢はできる程度。

ワックスはすぐに固まるのでお姉さんが一気に

ビリッッ


と剥がします。
うん、普通に痛い!

でも、一瞬だしレーザーより全然ましです。
ねっとり絡みつくみたいなヤケド的な後味(?)がないので。

目視確認していないのでおそらくですが、
一度に剥がすのはかなり狭い範囲で、
それを何回も繰り返す感じです。

一回に剥がしきれなくて、同じ箇所を2回、3回繰り返されるとツライ。痛がりなので。

そんなことをしながら、されながら、
サロンのお姉さんとは家族や恋愛、結婚出産子育てについて結構突っ込んだ話をずっとしてました。
普通は他人に見せないところ見せているわけですから、
なんかもう何も隠すことはないみたいな妙なテンションで。

まあ、そういう話ができる余裕があるぐらいの痛みです。

途中でたまにトリムされていた気がしますが、
喋っていたのであんまりよくわからず。
でも次はすこし自分でトリミングしてから来ようって心の中で決めました。

Iラインに続いてVライン。
最後のOラインは、
横寝してお尻をお姉さんに見せるみたいな体勢になります。

「上のお尻すこし持ち上げて手伝っていただけますか〜」
と言われて再び羞恥心掻き立てられましたが、
この後に及んで、という感じなのでえいやっと。

最後は残った毛をピンセットで抜いて、
アイシング、保湿クリーム塗布、手鏡で確認(これが一番恥ずかしい)で終了。

〜アフタートーク〜

着替えて受付に戻ります。

そしたらわかめスープと雑穀米のプチおにぎりを出してくれました。

お姉さん「ショーツ履いた感じどうですか?」
私「あっ、はい、すごいです。履いてないみたいな感じで」
お姉さん「シルキータッチ、気持ちいいですよね」

私の意味不明な返しにも笑顔で対応してくれるお姉さん。
どうぞ召し上がってください〜と言われましたが私は猫舌。
スープをかなりふうふうしながら、お姉さんとお話ししながら、
10分ぐらいかけてすごく小さなカップのスープとプチおにぎりを食べ終えました。

子宮に優しいブレンドの雑穀米を使っているとかで、販売もしているそう。
よくよく周りを見るとセクシーな下着やピュビケア専門の保湿クリーム、ソープも並んでいました。

お会計をして、退出。入室から1時間20分ほど。
最後までお姉さんすごく感じのいい笑顔。
対人的に全く嫌な思いをしなかったのはすごいなと思いました。
技術どうこうは比べられないのでよくわかりませんが、
話術と人柄がすごい。

施述中は、かなりつっこんだ話しをしましたが、
それもお姉さんの方からご自分のプライベートについて色々と話し出し、
つられて私も、という感じ。
意識してやっているのか、もともとそういうタイプの人なのか、
わからないけど、少なくとも私はかなりリラックスできました。

逆に言えば、そこが一番大事かも。
プライベートな部分を見せるわけだから、
相手も(精神的に)プライベートな部分を晒してくれるというのはすごく安心。

サロン選びは人選び、と心に刻んだのでありました。

〜後日談〜

やってみた結果、うん、これはもう元には戻れないというか。
今までの状態がむしろ信じられない。

すべすべなのも気持ちがいいし、なんだか少し涼しい気すらする。
ショーツのデザインだってどんなものでも履ける。

そして何より、解放感、デトックス、そういう気分の良さがある。
それは身体的も心的にも。

これからも定期的に通いたいなと思ったし、
続けていけば毛量も少し減って、細くなるらしいので
そしたらレーザー脱毛してみるのもいいかなと。
(濃くて多いほど痛いので)

Vラインは自分で直接見える部分なので、
そこだけはセルフでやってみようとも思いました。







長くなりましたが、自分でも覚えておきたいなと思ったので詳しく書いてみました。
というかこれ読む人いるのか…。

もし読んでくれた方がいらっしゃいましたら、ありがとうございました。
もはやVIO脱毛はかなりメジャーかなとは思いますが、
もし興味を持たれたのなら、ブラジリアンワックス、ぜひどうぞ。おすすめです。