2016年12月9日金曜日

ピンクゴールドの変色

購入を検討している腕時計にピンクゴールドが使われているのですが、変色しやすいというイメージがあったのでメーカーに問い合わせました。


2)ピンクゴールドめっきについて
経年変化に伴って、ピンクゴールドの色が濃くなることがあります。
変色した場合は、プラスチック消しゴムで軽く擦ってください。
なお、傷によりめっきが剥げることがあります。
お手数ではございますが、お取り扱いにはご注意いただければ幸いです。

ほうほう。
プラスチック消しゴムで落ちるってことは汚れがつきやすいってことなのかな?
というかめっきが剥がれるのが一番嫌かも。かといって無垢は高い。


気になったので組成も調べました。


ピンクゴールド
K18 の金750‰、残りの割り金の80 %銅の合金を一般的に、ピンクゴールドと称している。パラジウムを加えることがある。万年筆の装飾などにおいて、他の色とは異なる高級感を演出する際に利用される。色合いは銀に近く、わずかに銅のような赤みを有する。(wikipediaより)


750‰って75%という表記ではいけないのかな。
つまり金75%、銅20%、他の何か5%ということ?
算数苦手すぎてあっているか確証なし。


他のページでは


地金:k18PG=Au18karat pink colored gold(18金ピンクゴールド)Au750%+Ag100%+Cu150%=k18PG k18はAu75%をベースに残り25%の金属の種類・量により色味が変化し、様々なカラーゴールドを作ることが出来ます。ピンクゴールドは赤味が強く出る銅をシルバーより少し多めの比率で合金することで生まれるカラーゴールドです。(http://r23atelier88.jp/main/index.php/sozainituite/)




とりあえず金以外の金属を割り金(わりがね)というのね。ふむふむ。
ピンクゴールドにはこれ以外にもパラジウムも混ぜたりするみたい。
パラジウムってなんだ!



パラジウムは金(ゴールド)や白金(プラチナ)と同じ貴金属で、元素記号はPd。 
プラチナと同じ白金族元素の一つです。 
柔らかい銀白色の金属で、合金として使用されます 
自己の体積の935倍もの水素を吸収する為、水素化の触媒や水素精製などの水素吸蔵合金として利用されています。 
また、融点が1,554度と低く加工性に優れており、他金属との合金も用意なことから自動車用触媒や装飾品合金、歯科用合金など幅広く利用されています。


パラジウムは有能な金属です。
割金にすることで、色の調節をしたり、錆びにくくさせたりとメリットも多いです。
パラジウム自体も白くて美しい金属で、プラチナより安価な為、宝飾業界では近年力を入れております。(http://apre-with.co.jp/blog/2016/05/26/パラジウムについて知っておきたいこと5項目/)

へ〜便利だねパラジウム。
色調節をして(銅由来の赤をピンクに)
硬度調節して加工しやすくしているってこと?

でも気になる記述。


パラジウムは有能な貴金属として人気がありますが、金属アレルギーの観点から見ると注意が必要です。
金属アレルギーは、汗や体液に溶けてイオン化した金属が人体の中のたんぱく質と結合し、アレルギー物質となって異常な免疫反応が起きることで発症します。
実際に、リンパ球幼若化テストという金属アレルギー検査では、約半数もの人がパラジウムに陽性反応を示してしまいます。(http://apre-with.co.jp/blog/2016/05/26/パラジウムについて知っておきたいこと5項目/)

ふ〜ん。今のところ金属アレルギーはないけどパラジウムアレルギーがあるかは謎。


とりあえず純金だったら変色しない、
次に銀、次に銅が錆びにくいっていうのはさすがの私でもわかる。
割り金が多ければ多いほど変色しやすいってことかな?

カラーゴールドの中ではピンクゴールドが一番銅の割合が多いみたいだし、
酸化による変色のリスクは一番高いんだろうなあ。
銅、銀、パラジウム以外に何を混ぜ込んでいるかはメーカーによって違うみたいだし。



小学生のころ、十円玉を酢で磨いてぴかぴかにするという実験をした覚えがあるけど、
それと同じ感覚で酢で磨いちゃだめなのかな?
何にせよめっきだから削っちゃうのだけは気をつけないと。


とりとめありませんが以上です。

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