前日談
私はものすごく痛がりです。出産の時も24時間麻酔医がいる病院を探しました。片道1時間以上かかる病院でしたが。
ちなみに熱いのも辛いのも無理で、けっこう恥ずかしがりでもあります。
なので、腕や脚のレーザー脱毛も毎回かなり憂鬱です。
ゴムでパチンと弾かれるような痛さというのがよく言われますが、
パチンとされた後も少しの間、まとわりつくようなねっとりとした熱みと痛みがあって。
個人的には照射されながら寝る人もいるなんて信じられないです…
なのでVIOのレーザー脱毛も、本当はしたいのだけど、
「部位のなかで一番痛い」なんて聞くと
「絶対無理…」と考えただけで青ざめていました。
そもそも人様にそんなところ見られるだけでかなり嫌なのに、
めちゃくちゃ痛かったらもうどこに救いを求めれば?
一回で綺麗になるわけでもないし、
事前に完璧なシェービングをしなきゃいけなくて、
しかも少しでも毛が残っていたら人様にシェービングされてしまう。
相手は仕事って分かってるけどさ、嫌なものは嫌だし、痛いものは痛い。
というわけでピュビケア(デリケートゾーンのケア)専門のブラジリアンワックスサロンに行ってきました。
メリット、選んだ理由は
1)レーザーよりは痛くない
2)やったその日に綺麗になる
3)1回の料金が安い
4)ピュビケア専門なら色々慣れてそうだし安心かも
ということ。
デメリット、注意点は、
1)ただ抜くだけなので次もまた生えてくる
2)綺麗な状態を保つために通い続ける必要がある
ってことです。
ここからレポ〜予約・来店〜
サロンに行く1ヶ月ぐらい前にネットで予約をしました。準備しておくことはありますか?
と質問してみたら
「トリミングやシェービングなど何もせずそのままお越しください」とのこと。
え、むしろカットしてから行かせてください…と思ったけれど
作業に支障が出ては困る。
羞恥心を抑えて何もしないで1ヶ月過ごしました。
当日。
サロンを尋ねるとごく普通のマンションの1室らしく。
ピンポンして入室しました。
店内は本当に普通の狭いマンションをサロンに改装したといった趣でしたが
白基調のナチュラルな優しめインテリアで少し安心。
美容外科だと病院の手術室みたいな感じで落ち着きませんが、
やっぱり専門サロンにしてよかった…と早くも謎の安堵感を抱いていました。
健康美って感じのお姉さんが出迎えてくれて、
簡単な問診票に記入し(妊娠出産や、生理中のトラブル、VIO脱毛の経験の有無など)
その後少しヒアリング(Vゾーンのデザインについてとか、オールヌード、ハート、トライアングル、オーバル、ストライプなど色々ある)。
私と同時に他のお客様も1名入室していて、
その方はリピーターらしく即個室に消えていった。
〜個室へ〜
で、個室に入室。こちらも白基調で可愛い部屋。
姿見や櫛、アメニティも凝ってました。
お姉さんが退出したらお着替え。
上半身はそのままで、下半身は全ての衣類を脱いでタオルの腰巻を着用。
備え付けのウェットティッシュで拭いて、
なんだか可愛いマットのひかれたベッドに仰向けに寝ます。
ベッドがほんのりあったかくて少し緊張感もほぐれたり。
お姉さんが戻ってきてベッドがうぃーんと上昇。
真上にお星様みたいな可愛い照明がかけられていて
それを見て気を紛らわせました。(紛れないけど)
腰巻を上げられて、
「右膝を立てて外側に倒してくださいねー」
という感じで脚を開きます。
軽く何か(消毒だったかな…わすれた)を塗られたあと、
いよいよブラジリアンワックスを。Iゾーンからでした。
私は痛がりでもあり熱がりでもあるので、
温めてとろーりとしたワックスを塗られた瞬間
「あちっ!!!」ってなりました。心の中で。
まあでも我慢はできる程度。
ワックスはすぐに固まるのでお姉さんが一気に
ビリッッ
と剥がします。
うん、普通に痛い!
でも、一瞬だしレーザーより全然ましです。
ねっとり絡みつくみたいなヤケド的な後味(?)がないので。
目視確認していないのでおそらくですが、
一度に剥がすのはかなり狭い範囲で、
それを何回も繰り返す感じです。
一回に剥がしきれなくて、同じ箇所を2回、3回繰り返されるとツライ。痛がりなので。
そんなことをしながら、されながら、
サロンのお姉さんとは家族や恋愛、結婚出産子育てについて結構突っ込んだ話をずっとしてました。
普通は他人に見せないところ見せているわけですから、
なんかもう何も隠すことはないみたいな妙なテンションで。
まあ、そういう話ができる余裕があるぐらいの痛みです。
途中でたまにトリムされていた気がしますが、
喋っていたのであんまりよくわからず。
でも次はすこし自分でトリミングしてから来ようって心の中で決めました。
Iラインに続いてVライン。
最後のOラインは、
横寝してお尻をお姉さんに見せるみたいな体勢になります。
「上のお尻すこし持ち上げて手伝っていただけますか〜」
と言われて再び羞恥心掻き立てられましたが、
この後に及んで、という感じなのでえいやっと。
最後は残った毛をピンセットで抜いて、
アイシング、保湿クリーム塗布、手鏡で確認(これが一番恥ずかしい)で終了。
〜アフタートーク〜
着替えて受付に戻ります。そしたらわかめスープと雑穀米のプチおにぎりを出してくれました。
お姉さん「ショーツ履いた感じどうですか?」
私「あっ、はい、すごいです。履いてないみたいな感じで」
お姉さん「シルキータッチ、気持ちいいですよね」
私の意味不明な返しにも笑顔で対応してくれるお姉さん。
どうぞ召し上がってください〜と言われましたが私は猫舌。
スープをかなりふうふうしながら、お姉さんとお話ししながら、
10分ぐらいかけてすごく小さなカップのスープとプチおにぎりを食べ終えました。
子宮に優しいブレンドの雑穀米を使っているとかで、販売もしているそう。
よくよく周りを見るとセクシーな下着やピュビケア専門の保湿クリーム、ソープも並んでいました。
お会計をして、退出。入室から1時間20分ほど。
最後までお姉さんすごく感じのいい笑顔。
対人的に全く嫌な思いをしなかったのはすごいなと思いました。
技術どうこうは比べられないのでよくわかりませんが、
話術と人柄がすごい。
施述中は、かなりつっこんだ話しをしましたが、
それもお姉さんの方からご自分のプライベートについて色々と話し出し、
つられて私も、という感じ。
意識してやっているのか、もともとそういうタイプの人なのか、
わからないけど、少なくとも私はかなりリラックスできました。
逆に言えば、そこが一番大事かも。
プライベートな部分を見せるわけだから、
相手も(精神的に)プライベートな部分を晒してくれるというのはすごく安心。
サロン選びは人選び、と心に刻んだのでありました。
〜後日談〜
やってみた結果、うん、これはもう元には戻れないというか。今までの状態がむしろ信じられない。
すべすべなのも気持ちがいいし、なんだか少し涼しい気すらする。
ショーツのデザインだってどんなものでも履ける。
そして何より、解放感、デトックス、そういう気分の良さがある。
それは身体的も心的にも。
これからも定期的に通いたいなと思ったし、
続けていけば毛量も少し減って、細くなるらしいので
そしたらレーザー脱毛してみるのもいいかなと。
(濃くて多いほど痛いので)
Vラインは自分で直接見える部分なので、
そこだけはセルフでやってみようとも思いました。
長くなりましたが、自分でも覚えておきたいなと思ったので詳しく書いてみました。
というかこれ読む人いるのか…。
もし読んでくれた方がいらっしゃいましたら、ありがとうございました。
もはやVIO脱毛はかなりメジャーかなとは思いますが、
もし興味を持たれたのなら、ブラジリアンワックス、ぜひどうぞ。おすすめです。
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