2016年12月26日月曜日

美味しい出汁の取り方

きのう、久々にちゃんと出汁をとってみたらやはりお味噌汁が美味しい。

出汁をとるのってまあ少し面倒で

水出しの煮干出汁を試してみたり

さらに手を抜いて顆粒出汁にしてみたりと試してみたけど

ふつうにちゃんととるのが一番満足感ある。



【手順メモ】

乾燥昆布5g
水1リットル

中火にかけて80度に達したら

鰹節15gを入れて火を止める

1分たったらこす。

鰹節と昆布を鍋に戻して熱湯500ml注ぐ

5分たったらこす。

以上がうちの出汁の取り方。







オーブン料理の本を探していて、

例によってAmazonでいろいろとみていたら、

とある本に

「オレガノだのクレイジーソルトだの、一般的な家庭には揃っていない調味料をたくさん使っていて、実用性が薄い。企画自体はいいので、もっとふつうの調味料を使ったレシピを載せてほしい」

というようなレビューが付けられていた。

…しかしそれって和食の料理本を外人がレビューして

「出汁をとったり、醤油やみりんを調味料として使っていて不便だ。マヨネーズやケチャップでできる和食をのせてほしい」

と書くのと同じくらいおかしいことなの、気付いてないのかな。



ヨーロッパで胡椒が重宝されのって、肉をずっと保存しておいて、

だんだん腐ってきて臭くなった肉の臭い消しにぴったりだったからだし。



そもそもオーブンって表面を焦がさないように中まで火を通すための道具で、

鍋で味を含ませるように煮込んだり、熱いフライパンに垂らして香りをつけたりする

醤油なんかとはそもそも相性があまり良くない。



高温の窯の中でじっくりと火を通すから

ハーブの香りもしっかりとたきしめられて、

美味しい大皿料理ができる。

お互いにいいところを引き立てあう組み合わせだからハーブが使われているのに

なんだか見当違いな苦情だなと思ってしまった。



こういう筋違いな主張をしている人が意外とたくさんいる。

Amazonのレビュー欄以外にも。

便利な世の中だから、なんでも自分の思う通りになるような気がするけど、

面倒だ、と言って省略したり外注したり代用したりすると上手くいかないことがたくさんある。

物事には適切な 筋目 と 手順 と 表現 がある。

履き違えたくないし、周りに合わせた要らぬ我慢もしたくない。



情報は大事だけど、きちんとすじみちを見極められるように意識しておきたい。

以上です。

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