2017年2月9日木曜日

結婚観

東京タラレバ娘の読んでなかった直近2巻を読んでいたところへ夫が飲み会から帰宅。

私と同い年の会社の女性(仕事できる)が「もっと良い人がいるんじゃないか?」と付き合う男性をすぐに乗り換えるという話をきかされた。

それに対して「付き合っている人にプロポーズされて断る理由がわからない。結婚できないと思うなら付き合わない。もっと良い人がいるんじゃないか?っていう気持ちはもっと理解できない」と応えたら

「そういうところが大好きだ」と言われた。

やっぱり価値観が同じって結婚にとてもたいせつだなぁと思った次第です。


で、家族観や結婚観て実家の状況に大きく左右されるというか影響を受けるものだと思うのですが。

うちの母親はかなりラディカルというか、一匹オオカミというか、自分の好きなようにしたいという人で。

父と20年ぐらい付き合った末に最後に頼み込まれてやっと結婚したひとなんです。

父はそんな(孤高かつ孤独な)母がすごく好きで、憧れていて、ずっと寄り添ってくれた優しいひと。

晩婚の2人と対照的にさっさと結婚して子どもを産んだ私なのですが、両親から受け継いだのは具体的なプランではなくて「自分の信じたようにやっていいんだ」という姿勢だったと思います。

つまり何かと比較して意思決定をしないということ。スペックとか、一般常識とか、そういう諸々。や、完全に無視するのは無理だと思うのですが、自分の心の声?に耳を傾けるのは割と得意な気がします。

それですべてうまくいくわけではないけれど、後悔は少ないし「なぜこんなことになっちゃったんだろう」ということもほぼ無い。

20歳年上の男性と結婚したり、就活生のころ大手の証券会社と小さな零細企業に内定をもらって小さい方に進んだり、受験生のころ東北に住んでいたのになぜか関西の国立大に行ったり。突拍子も無いことをするわけでは無いけど(そういう欲求はない)、なんとなく少しズレた選択をしてきていて今とても満足している。

だから誰かと付き合う(恋愛でも友情でも)ときは本当に好きな人としか付き合わないし、相手に対してはできる限りの私で応えたいと思っている。

それが本当に良いのか?は別の話だけど心地よいことだけは確か。自分の基準だから誰かを羨んだりしなくていいし、比較して落ち込む必要もない。

ただ学生時代に自分の心の声に従いすぎて同時に4人くらいと関係していたのはやらなくても良かったなと思います。不思議なのは浮気相手はみんな愛すべきダメ男で、そこが可愛い、みたいなコたちばっかりだったなー。本命がリーダー気質のしっかり者だったからなのか。

抱いてもらうことで自分の価値を確かめたいけど、本命以上がいると思っているわけではない、みたいな感じでしょうか。でもあの時反省したからいま特に道を踏み外さずに済んでるなーとは思います。性格上、みんなが好きで大事になっちゃって生活がぐちゃぐちゃになるので。

ああ、なんの話かわからなくなってしまいましたが。両親には感謝ってことです。端的に言って。
以上おわり。

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